フカセ用の撒き餌とは?

主食?であるオキアミと、集魚効果の高い配合エサを混ぜる事によって
チヌが集まってくる、又は通りすがりのチヌの足を止める効果がある。
オキアミの投入が楽になる、又遠投も可能となる。

解凍方法

撒き餌のメインになるオキアミは通常冷凍されています。これを釣行に向けて解凍するわけですが、結構な手間です。
一般的な解凍方法は次の3通りです。
それぞれ説明していきます。

1.自然解凍

釣行の前日に購入して、一晩外気に放置します。ただし季節によって扱いが違いますので下記を参考にしてください。
・気温の高い時期なら、クーラーボックスに入れフタを開けておく
・涼しい時期なら、バッカンに入れておく
・寒い時期なら、一晩では解けません。もっと時間が必要です。

2.釣り場で、海水につけて解凍

オキアミを袋から取り出し、「解かし網」に入れて海水につけます。私はこの方法が1番多いです。
ただし、解凍の際にオキアミの匂いとか汁(エキス?)も洗い流されてしまって、せっかくの集魚効果が落ちるような気がしてなりません。
又、解凍に時間が掛かります。温かい時期ならまだ良いですが、気温(海水温)が低くなってくると解凍待ちと言うケースも出てきます。

3.エサ屋さんに予約しておいて、解凍しておいてもらう

常連さんになれば、解凍のお願いもできるようになります。
釣行の前日以前に解凍をお願いし、釣行当日の朝に受け取ります。




オキアミのサイズ

サイズにM・L・LLとありますが、特にこだわっていません。強いて言うならMかLでしょう。

配合エサの選択

エサ屋さんには沢山の配合エサが売られています。一体どれを選んだら良いのでしょうか?考えてみたいと思います。
まず配合エサの役目とは?
1.集魚効果
2.遠投性
3.比重
以上の三つが重要かと思います。
他にも、濁り効果、嵩増し効果、などもあるようです。
さて配合エサの役目が分かったところで、実際数ある配合エサの中から一体どれを選択したら良いのでしょうか?
答えは、「まずはどれでも良いでしょう」
最初はどれを使っても大差は無いと思います。

やがてフカセ釣りに慣れてくると
・エサ取りが多い
・もっと遠くを狙いたい
・なんかチヌが釣れない
等など・・・・ 自分なりに要求が出てきます。




一例として、今私が好んで使っているパターンを説明します。
まずは、比重が最優先です。
これは底まで配合エサを届けて、底のチヌの活性を上げたいからです。
特にエサ取りの多い時には、撒き餌が底に着くまでにエサ取りに取られてしまうので、これは重要なポイントです。
次に遠投性を優先します。
例えば、足元のポイントは根掛が多いので、チョット沖目を狙いたい。チョット沖目にある沈み根を狙いたい。
等と言うことは良くあります。
これらの二つの条件を満たす銘柄を使っている訳ですが、実はメーカーのデータを見るとこの銘柄は集魚効果があまり高くないようです。
そこでブレンドと言うことで、集魚効果の高い配合エサを混ぜることになります。

以上の様に、数ある配合エサから自分スタイルに合わせて好みのものを選びます。